ファッション工科専攻

アパレルデザイン科

●修業年限 2ヵ年
●入学定員 50名
●2ヵ年修了後、東京校・アパレルデザイン科3年およびメンズデザインコースに
 編入可能。またファッション流通専攻科2専攻へ進学可能。

ファッション産業界の国際化にともない、国際的に活躍できるクリエーターやファッションデザイナーの育成を目的としています。さまざまな情報を整理・分析してファッションセンスとデザイン能力の開発に力を入れ、なおかつ生産効率の高いデザインを目指して、個性的なクリエーション能力を養うために必要な知識と技術を専門的に学びます。

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教科目と単位数

1年次総単位数 38
服飾造形 論 5
服飾造形 デザイン 4
服飾造形 パターンメーキング 5
服飾造形 実技 5
服飾造形 ドレーピング基礎 1
ファッションデザイン画 I 2
ファッションビジネス論 I 2
西洋服装史 2
服飾デザイン論 2
アパレル素材論 2
服飾手芸 1
服装解剖学 1
アパレル染色演習 I 1
特別講義Ⅰ 1
自由研究 I 2
量産技術実習 1
クロッキー 1
2年次総単位数 38
アパレルデザイン論 I 4
アパレルデザイン演習 デザイン I 5
アパレルデザイン演習 実技 I 4
アパレルデザイン演習 ドレーピング I 2
ファッションデザイン画 II 4
色彩計画 2
アートワーク 2
デッサン 1
帽子 1
西洋美術史 1
ファッションビジネス論 II 2
グラフィックワーク 2
アパレル品質論 1
アパレル染色演習 II 1
特別講義 II 1
校外研修Ⅱ 1
卒業研究・創作 3
自由研究 1

時間割の一部紹介

1年次時間割(前期・例) 上段:A週 下段:B週
1234
9:20〜10:5011:00〜12:3013:30〜15:0015:10〜16:40
服飾造形 クロッキー 服飾造形
アパレル染色演習Ⅰ
服飾デザイン論 服飾造形 服飾手芸 服飾造形
服飾造形 解剖学
服飾造形 西洋服装史    
服飾造形  
ファッション
ビジネス論Ⅰ
ファッション
デザイン画Ⅰ
アパレル
素材論Ⅰ
服飾造形
2年次時間割(前期・例) 上段:A週 下段:B週
    
1234
9:20〜10:5011:00〜12:3013:30〜15:0015:10〜16:40
アートワーク色彩計画 アパレル
デザイン
HR
アパレル染色
演習Ⅱ
アパレルデザイン 西洋美術史
アパレル
品質論
アパレル
デザイン
アパレル
デザイン
アパレル
デザイン
ファッション
ビジネス論Ⅱ
グラフィック
ワーク
 
アパレル
デザイン
デッサン アパレル
デザイン
ファッション
デザイン画Ⅱ
帽子 ファッション
ビジネス論Ⅱ

主な科目紹介

[服飾造形、アパレルデザイン演習]

1年次ではレディスを中心に、衣服の基本構造の習得のための、作図、パターンメーキング、補正、縫製法まで、服飾全般の基礎知識と技術を学びます。2年次には自由な発想力や表現力を鍛えて、ファッション性の追求と個性の開発を進めます。
夏期集中授業における先端機器を用いた授業は、日本のファッションの中心都市である新宿のキャンパスを利用し、より高度な技術と知識の習得を計ります。

[ファッションデザイン画 I・II]

人体のプロポーション、着装した衣服の表現やディテールの描き方、彩色による立体感や素材感の表現など、デザイン画としての人体と衣服の基本的な表現方法を学んだ上で、服のパターンや構造を把握したデザインイメージを表現するテクニックを学びます。またアパレル産業界で要求されるデザイン画の役割を認識し、製品図やイメージ図など、デザインを正確に表現できる力をつけます。

[服飾デザイン論]

人とデザインのかかわりや衣服デザインの基本要素・役割など、服飾デザインの基本概念をつかみ、色彩、フォルム、コンポジションなど造形の基礎理論を学んで、服飾デザインの構成力や感性を育てる演習を行います。

[西洋服装史]

古代から現代まで服装の変遷、特に近代以降のヨーロッパ独自の服装の変化と特性に重点を置いて、時代背景との因果関係を探りながら現代ファッションまでの流れを追います。あわせて服飾用語についての知識も深めていきます。

[量産技術実習]

既製服が工業生産ラインで製造される工程や方法、実際の先端機器・システムなどを、実習および見学をとおして学びます。

[服装解剖学]

体に適合する、美しい衣服をつくることを目的に、人体に関する基本事項を習得します。外観を観察して計測実習することで、各自のプロポーションと着装美を理解します。また人体の構造を、衣服製作で必要な骨格を中心に解剖学的に捉え、衣服パターンとの関係を学びます。

[アパレル品質論]

アパレルにおける生地・製品等製造上の品質基準・試験方法・評価法、品質表示、クリーニング方法などの消費性能、さらにクレーム対策までテキスタイルの基礎知識と関連づけながら講義・実験・実習を通して理解を深めます

[ファッションビジネス論 I・II]

プロのデザイナーに必要な知識としての産業論で、アパレル業界の背景、構造、実態を把握して、ビジネスとして成り立つ商品企画を行うためのマーケティングを学びます。

[色彩計画]

ファッションにおける色彩の役割や心理的な効果をつかみ、デザインワークや商品企画に活用するために必要なスキルを演習で習得します。

[造形演習]

さまざまなデザイン分野の基礎ともなる造形力と発想力を養い、イメージを具体化する表現技術の向上を目的とします。物事を観察して色彩構成や立体造形などを演習し、感性を磨いて広く創造的な造形美を求めます。

将来の進路

婦人服を中心に、子供服、メンズウェア、ユニフォームなどのアパレルデザイナー職を主に目指します。今日のファッション業界では、自社がターゲットとする市場や消費者の動向を把握して、適切なコンセプトとオリジナリティある企画の立てられる人材、コーディネート能力や品揃え能力のある人材が求められています。そのような力を備えてこれらの需要に応えていくことも将来性ある選択となります。

卒業後の進路
[アパレルデザイナー]

アパレルデザイナーは、設定された企画に基づいて素材の選択をしてデザインしますが、ファーストパターンメーキングからサンプルメーキング、縫製工場との交渉まで一貫して担当することもあり、企業によって範囲はさまざまです。オーダー服のデザイナーは専門店、デパートなどで顧客との打ち合わせによるデザイン、補正をし、コーディネートまで担当することもあります。

[プランナー(商品企画)]

プランナー(商品企画)は各ブランドごとの対象客層、価格ランク、基本的なブランドのイメージ設定、さらにシーズンごとの市場調査や流行などの情報分析に基づいたデザイン指向を決定します。マーチャンダイザー、デザイナーや営業担当らとの分担範囲は企業により異なります。情報収集分析などを別に専門化している場合もあります。

[パタンナー]

パタンナーの仕事はデザイナーのイメージした作品をパターンにおこすファーストパターンメーキング、製品化が決定した作品のパターンを生産システムラインのためにパターン化する「インダストリアル(工業)パターンメーキング」、原型をコンピュータでパターンメーキングする「CADパターン」など、それぞれの必要に合わせてパターンメーキングを担当します。各種素材の特性を理解し、的確で美しいシルエットや人体の動きに合わせた機能性をもったパターンメーキングの技術を追求するとともに、生産性の高いパターンをつくるための技術が要求されます。

[生産管理担当・生産企画担当]

生産管理担当・生産企画担当は自社直営や協力縫製工場それぞれが、どのような技術力や生産能力を有しているかを把握し、服の素材やシルエット別に最も適している工場に適量を生産依頼し、そのために必要なものの発送と、製品の素材加工や合理的な縫製法など、作業工程、仕様の指導をすることもあります。デザインイメージを実際の服にする技術全体への理解と、各種縫製機器の特性や素材に関する知識、数値や人を管理する能力などが必要とされています。

[縫製担当・サンプル製作担当]

縫製担当・サンプル製作担当の仕事としては既製服分野では、モデルや展示会用の見本商品を担当するサンプルメーカーと高級品を1点ずつ担当する縫製担当があげられます。注文服では、採寸・縫製・手芸技術も要するオートクチュールと主にステージ衣装の製作・補修などを専門にする場合とがあります。

[商品管理担当・商品検査担当]

商品管理担当・商品検査担当は製品がデザインどおりのシルエットや品質で出来上がり、縫い目やボタンなど付備品の不備、汚れなどがないかを検査します。また必要に応じてすぐ納品できるよう管理します。